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「ウソだろ……」
修太は唖然とした。
伊藤にこんなプログラムを作る能力があったとは……。
「どっちにしろ明日になっても俺たちが帰らなきゃ、田野は電話してくれる」
「そうかな……」
「何だと?」
「田野涼花も今夜死ぬことになれば、そんな心配は必要ないんじゃないか。オマエらを殺した後で、オマエの電話を使って呼び出せば、すぐにノコノコ出てくるだろ」
伊藤はまたニヤニヤと不敵な笑みを浮かべる。
「クソっ!」
「まぁ、すぐには殺さねぇから安心しろよ」
伊藤はまたニヤッと笑った。
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