友情の復活と絶望の時

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1分……2分……薄暗い部屋の中で、時間が過ぎていく。 突然ドアが開き、リビングの照明の明かりが入ってきたので、修太は一瞬目が眩んだ。 「タマ!」 晃司の声。 「ぅううう~~~ぅううう~~~」 修太は必死で晃司に対して、危険を伝えようとした。 「大丈夫か!」 晃司が修太を抱え起こそうとする。次の瞬間……。 「うわぁああああ」 晃司の後ろにいた俊明が悲鳴を上げて倒れる。 その顔目がけて、伊藤がスプレーを吹きかけていた。
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