終わりなき悪夢の日々
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二時間目の授業開始のチャイムが鳴る。 栞は構わず女子トイレに二人を誘った。 「どういうこと?」 早苗が口を開く。 「ねぇ、この後私たちどうなると思う?」 栞はそれには答えず、逆に質問をした。 「どうって?」 「私さぁ、昨日すっごく考えたんだよね」 「何を?」 「だから色んなことをだよ」 栞は早苗を見つめる。 「あ……で?」 早苗は栞の目に圧倒された。
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