始まった天使の復讐劇

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松井亮平は精一杯のおめかしをして、香川怜の自宅のインターホンの前にいた。 一度として女の子と付き合ったことのない自分が、学年で一番可愛い怜と、よもやエッチが出来るとは……。 この先を妄想して、何度も顔が緩む。 一呼吸置いてから、インターホンのボタンを押した。 すぐに怜が玄関まで出て来てくれる。 「来てくれて有り難う。上がって」 天使の微笑みで微笑まれると、亮平は天にも昇るほどの幸せを感じた。 「二階が私の部屋なの。待ちきれなかったから、すぐに……ね?」 「ぅ、うん」 一気に亮平の心臓がドキドキと早鐘をつき始めた。
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