始まった天使の復讐劇

20/40
前へ
/40ページ
次へ
何だろう? 何とも言えない生臭さと、異様な雰囲気。 「電気点けるね」 「うん」 怜が部屋のスイッチを点ける。 急に明るくなったから、亮平は一瞬眩しくて目を細めた。 その目に信じられないモノが映る。 血だらけの男が三人……。身に覚えのある男たちは、全員クラスメイトだった。 金田淳、小林幹生、徳田英明の三人で、茂木栞に誘われた仲間である。 「ぅあっ」 突然背中に激痛が走り、亮平は前に倒れた。
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

961人が本棚に入れています
本棚に追加