始まった天使の復讐劇

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次々とみんなが集まって、賑やかになった。 「じゃあみんな狭いけど座って。ミナト悪いけど手伝ってくれる?」 「ああ、うん」 彩奈に言われて美奈都はキッチンに向かう。 「冷蔵庫にサラダが入ってるから出してくれる」 「うん」 そう言われて冷蔵庫を開けると、ガラスのボウルに入った彩り鮮やかなサラダを取り出した。 「アタシも手伝うよ」 涼花もキッチンに来た。 「じゃあこれをあっちのテーブルに運んで」 「うわっ、何だこれ? マジで彩奈が作ったのか?」 涼花が目を見開いて驚く。 「そうだよ」 「ちょ、服部には勿体ないよ。アタシのお嫁さんにならない?」 「あはは、考えとくよ」 彩奈は嬉しそうに笑った。
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