始まった天使の復讐劇

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食事を終わらせて片づけを全員で手伝うと、彩奈がコーヒーを落とし始める。 「それじゃあ今後のことについてだけど、良い?」 怜が作戦会議の開始を切り出した。 「ああ」 山岡俊明が頷く。 「まずこれを見て」 怜がポーチから一枚の折りたたんだ紙を取り出して、それを広げた。 「何これ?」 涼花が聞く。 それは日付の入った手書きの簡易カレンダーと、生き残っている生徒の名前だった。 「色分けの意味は?」 生徒の名前が色分けされているのを見て、勇作が聞いた。
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