961人が本棚に入れています
本棚に追加
いや、そりゃまぁ、晃司とヤってたのは知っている。でも、あからさまに怜の口からセックス依存症なんて言葉が出るなんて……。
「排卵日の前後とかね。気が狂ったようにエッチがしたくなるの」
「う、うん……」
天使と言われている怜と、その口から出て来る言葉のギャップに、改めてドキドキする。
「晃司が死んじゃったでしょ」
「ぅん」
「だからエッチの相手がいなくなっちゃって、昨日はずっと一人で慰めてたの」
妖しく誘う怜の目。
「彼氏がほしいわけじゃないんだ。ただ……分かるよね?」
亮平はの心臓はドキドキのピークを越え、ただ頷くことしか出来なかった。
最初のコメントを投稿しよう!