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「絶対誰にも内緒だよ」
「ああ、分かってる」
「じゃあ後でLineで時間とか連絡するね」
「うん」
「あと、もう一回言っておくけど、彼氏が欲しいわけじゃないの。まだ晃司のこと大好きだし、当分忘れられそうにないから」
「分かってるよ」
亮平が微笑むと、怜は嬉しそうに微笑み返した。
「じゃあ先に行くね」
怜はそのまま階段を下りていく。
亮平はその後姿を見ながら、今夜のことを想像して心の中でガッツポーズをした。
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