短歌鑑賞

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10月5日  記す 今日は落ち着いて読めば思いついたであろう意を読めなかった 作者の意がどこにあるか読み取る力がまだまだ不足、強く反省する日だった。  *コスモスは軽い五弁でよかったよ頭重けりゃ鞭打ち症だ  *コスモスがもしも八重で咲いたならくきっと首がおれたでしょう  *東征の槍の上なるやたからす以前をいきし奄美ルリカケス  *「給付金反対」なれど手にすれば使ってしまえり貧しき財布  *クーラーをつけてはみたが寒すぎて戸を開けている定まらぬ秋  *横の音補聴器がいる縦の音耳栓がいる選択は自由  *横の音遮蔽されても上の音無法に響く集合住宅  日曜日というのに休むことが出来ず摺り込みをする  準備の遅れを加工時間で補おうとするのが紬産業の悪いところである    強制されることではないが長年のこと故滅多なことでは休まない    *短歌詠み摺り込みをしてパチンコへ忙し過ぎて年を取らない* 思わずクスリとコメがきた
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