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2回戦。
うちの先発は相変わらず2年の左。
いつも、継投で勝つのがうちのパターンである。
しかし…左から左の継投って…個人的にはタイプも似てるためあまり好きではなかった。
2年は性格的にも投手には向いていないが、台所事情が厳しいため仕方ないのである。これが弱小は当たり前。
相手はエースは出してこない…当たり前。
春は相手エースは怪我をしていたため、試合にはでてこなかった。
試合が始まり、その初球…センターオーバーの3塁打…次の打者は左中間のタイムリー2塁打…
あっという間に7点が入った…尚1死2、3
塁。
「ピッチャー交代!」
ここでうちはエースを投入した。
誰もが遅すぎると思い、ベンチも納得していなかった。
先頭は抑え2死2、3塁…センターオーバーのタイムリー2塁打。
9点目…次の打者を抑えて、長い初回が終わった。裏は凡退。三回の表に2点追加され、11対0。
その裏に1点返し、11対1
そして、そのまま5回になり…試合は終わった。
コールド負け。
こうなることはわかっていたけど…なにもできずに終わった夏には納得いかなかった。
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