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次の日に制服、教科書を纏めて貰える事になり、その日はギルドへと戻った
「「思った通りやっぱりなー!ギャハハハハーー!!」」
「うっせー!」
戻り、ギルドメンバーに話せば……案の定双子に笑われた!
「知ってたんなら言えよ!詰め込みすぎて知恵熱出るかと思ったのに!!……笑うなって言ってるだろ!!」
まだ大笑いする双子に向けて俺の持つ属性の一つ、氷の矢を放つ
「「ぬはは!!コントロールが甘ーい!そんなんじゃ相手に当たらんぞ~~?魔法名破棄はまだまだ~!!」」
ひょいひょいと避ける双子、それに魔法を当てようとする俺、周りに当たる氷の矢、既にギルドメンバーは気にしてなく、逆に煽ってくる
「そんなんじゃスライムにも当たらねえぞ~」
イラァ
「だぁー!クソウゼェー!!コレでどうだ!?」
自分自身の周りに約百本ほどの氷の矢を浮かばせ、全てを双子に向けて一斉に飛ばす
「「余裕~」」
それすらもかわす双子に周りも更に煽り……また俺が矢を増やして打つけようとするの繰り返しだった
しばらく同じ事を繰り返した結果
「…………………………」
チーン
「「もう勘弁してー!!」」
ガクガクブルブル
「あれほど……椿を……からかうなと…………言ったよなぁ……?」
俺、今死にかけてます……まあ魔力の使い過ぎが原因だから椅子に座って魔力の回復をしている
毎回からかう双子に俺がキレて魔法を連発、魔力切れで倒れる、最後にジスが双子に説教をする……と言う一連の流れが出来ている
そのおかげで当初は微弱だった魔力は増えていると思う、面倒だから測りに行ってないけど……感覚的にそうだから良いかな?と思っている
「「もう、からかわないから許してー!!」」
正座で説教をうけている双子にジスは容赦なく
「そのセリフ……この間も言ったが……?」
これも毎回のことで周りの人達も、もう興味が失せたのか自分達の話をしたり、酒を飲んだりしていた
「ジス帰ろうぜ?今日は……麺類にしようかと思ってるけど?」
ある程度回復したし、動けるようになったから双子を無視して帰ろうかな、と思いジスに声をかける
「…………そうだな」
これが最近の光景
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