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一人納得し帰って行った死神を見送った後、腹に一発入れ距離を取る
「……悪かった」
「野菜の刑」
「…………お仕置き……無し」
う"長いし、痛いし、恐いし……そっちが、いやジスの好き嫌いを直すためには……!
「葛藤してんなー」
「な~…………あ、この後は~どうするの~中止~?」
顎に手をあて考えるダル教師
「リーダム教諭!ご無事でしたか!!」
「げ!」
数人の教師が駆け寄り俺達を視界に入れた瞬間、その中の一人の教師が
「何で生徒を避難させてないんだよ、このアホ堕教師が!?」
「ほぐっ!!」ドゴォッ!!
ダル教師を殴り、その後は何事もなかったような笑顔で俺達を見て
「で、何で君達は避難しなかった?」
にこににと尋ねてきた
「あーえー」
ジスを見てお前が説明しろ!とアイコンタクトを送ってみるが、ふるふると横に首を振られる
「は~い俺っちが~する~」
楽しそうにしながら片手を上げる影に対しニコッと笑った教師は
「ふざけた事を言ったら、ただでは済まないと………………」
「わ~」
影が説明してる間に、殴られた頬を押さえながらダル教師が言ってくる
「いちち、んでーミツルギとユキシゲは保健室に行ってこい」
「治った」
頭に手を置かれガシガシとされる
「あほ、怪我したんだ遅効性の毒がないか調べんだよ」
「大丈夫と思うけどな、白雲が何も言わないし」
種族はよく知らんが、本人?は毒蜘蛛っぽいから分かるみたいなんだよな、現に十日間サバイバル時に遅効性毒キノコ食ったら、解毒草を口に突っ込んできてそれから色々あったしな……
「一応行っとけ、それとミツルギも連れてけよ」
白雲に頼むと嫌がる素振りを見せたが、一人運べる大きさになってもらい気絶した壬剣を乗せて保健室に行った
保険医は変わった人だった、とだけ言っておく
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