第12章和美の出産
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産休の休みもぎりぎりまでとらずだった。 奏や課の連中が無理やり入らせたくらいだ。 ピンポーンチャイムが鳴った。 「おはよう…真世ちゃん、香世ちゃん」 仕事に行かないが、保育園の送り迎えをしだしたんだ… 「「おねぇちゃん」」 お腹を触っていて、『あっ、動いた』と朝から大騒ぎだ。
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