第12章和美の出産

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「―で、たまには、渉君の両親にも加わってもらって。 きっと楽しいだろうな…ねぇ、亜由美さん」 遺影に向かって話しかけた。 「そういえば、今年、初盆だけど、行けないけど、許してね…亜由美さん」 「ブッ…和美、それは…「あははは」」 私と厚樹が笑うと渉君は泣き止んで苦笑いした。
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