第1章

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皆さん、麻雀というと難しいイメージがあるかもしれない。 だが、麻雀は実際のところ、簡単だ! 簡単だよ。 これを読めばきっとあなたもわかるはずだ 麻雀がいかに簡単かと言うことを。 では、麻雀とはなにか。 俺の体験談を用いて話していこうではないか。 俺が麻雀を始めたのは四歳の頃。 ゲーム機器を用いて遊んでいた。 見た限り、バラバラの秩序のないまるでこの本のような牌のならび。 何か漢字とか棒とか丸とかそんなことしか麻雀無知者の俺には分からない。 ポンだとかカンだとかチーやら訳が分からない。 これをすると上がれなくなるのでは。 そう思って決して鳴いたりはしなかった そのせいもあり、大体が牌が3個揃っている《刻子》と呼ばれるもので上がる ことが多かった。 そして全てリーチをする。 そんな下らないことをしていた俺だったが、 ある時、4個の刻子と2つの牌を揃える対子が一つ。 そう、スーアンコーと呼ばれる役満と呼ばれる 点数がバカ高い役ができたのだった。 しかもこれが簡単に上がれるようになった。 それ以来、しばらく麻雀を辞めた俺だったが、 時は変わって中1の時。 また麻雀に俺は目覚めた。 そしたら不思議なものだ。 たまたま手に取った麻雀の本がすらすら頭に入ってきた。 別に点数計算とかは別として 麻雀の基本型のような物があることを 俺は知ることとなったのだ。 それを覚えて以来、俺はいつのまにか麻雀ができるようになっていた。 点数計算、役の名前、細かいルール等々。 麻雀に必要なことは全てこの中1の間に覚えてしまっていた 友達に麻雀好きがいたので誘い、友達の家で牌を使ってやった。 でも、できていた。 何も困らず、むしろこんな無知者の俺が上がりまくっていた。 そして2位をもぶっ飛ばして1位になった。 ま、なんで簡単なんです。 ルールなんて最初は無視でいいんですよ 適当にやれば そのうちわかります。 僕もそうでした。 これは麻雀に限ったことでは有りません。 なんでもそうです。 「とにかく取り組むこと」 これは人生の突破口のような僕には見えます。 がむしゃらに動くんですよ。 そして、暫く寝かせます。 すると、できるようになっていますよ。 これを僕なりの解釈をすると、 おそらくぐしゃぐしゃの記憶を休めている間、整理してるんじゃないでしょうか。 では、麻雀無知者よ。 頑張ってくれ。
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