第1章龍王に入ったのは・・・
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でも最後まで言えなかったのは親父に 「十也、十也が“龍王”に入ったからじゃない。 わしも、母さんの心配や話を聞いてやらなかったのもいけないんだ・・・」 「でも、医者は・・・」 知ってる感じだったんだぞ・・・ 俺が自由になりたかっただけなのに・・・壮也が出来なかった経験をしたかっただけ・・・それさえ、許されないのだろうか?
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