第一話

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紫原視点 突然だけど今俺気が立ってんの~ 何でって~?こないだ入学式が終わって通常授業になってるわけ~ 俺がイラついてるのはカバンに入ってるストックのお菓子が品切れなんだ~イライラするよね~ だから授業サボっちゃった~ あぁ、ちなみに俺はバスケ部で一年生だしね~ 紫:「お菓子食べたい~…ってあらら?なんかいい匂いする…」 俺が授業サボってふらふら歩いて立ち止まった場所は 調理室 あぁ、そういや2時限目って調理実習だっけ~? ガラ ?:「…っ?!!」 あらら、先客だ~ 何かお菓子ないかと思ってドア開けてみたら… ちょーちっさい女子がいたし ?:「あ、あの!今片付けているので棚とか開けないで下さい」 紫:「はぁ~?なにあんた…」 うわ~その優等生って感じやだ…ヒネリ潰したくなる… 俺は気にせずお菓子を探したけど… ない。 あー、イライラするよねこーゆーの 用がないし帰ろうとしたとき ?:「ま、待って下さい!あの、紫原君でしょう?」 紫:「…だったら何?」 ?:「お菓子ないから探してるんでしょう?」 イラッ 紫:「だから、だっらなんなわけ?」 コイツ嫌い。 俺の神経さかなでるし… ?:「はい。あげる」 水色のドット柄の紙袋渡されてもな~……ってこの匂いって… ガサ 紫:「マフィン?……くれるの?」 ?:「うん、良かったら。少しはお菓子代わりになるでしょ?ニコリ)」 前言撤回。 俺この子好き~ だってお菓子くれたし♪ 紫:「ありがとう~ニヘラ)」 ?:「いいえどういたしまして」 ちょっと堅いけどいい子発見~ 俺は貰ったマフィンをかじりながらクラスに戻った これが俺達の出会いだったよね~
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