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文視点
先:「あー、今日はここまでだ」
ガラ
三時限目の授業が終り私は背もたれに体重をかけて背中を伸ばした
チラ
文:「クスッ)今度はちゃんと寝てるんだw」
隣にいる巨人さんはさっきと違い机に突っ伏して寝息をたてています
こうやって見ると綺麗な顔立ちしてるよね…//
彩:「なーに紫原君の顔眺めてるのよ文?ニヤリ)」
文:「っと、ビックリした~;;!!ううん何でもないよ?良く寝るなーって思って//;;」
彩:「へ~?ニヤリ)」
彩花は美人で女の子!って感じの子だけどちょっとSなのが残念かも…;;
文:「まー、うん。寝る子は育つね!」
彩:「確かにね、これ以上育っても仕方ない気がするけどね;;」
2人して紫原君を見て笑ってしまった
彩:「私ちょっと職員室に用事あるから行ってくるね♪」
文:「いってらっしゃい!」
彩花を見送って私はノート等を片付け始めた
紫:「…ん…?」
文:「あ、起きたの?ニコリ)」
紫:「ん~、授業終わってたんだ~」
文:「そうだよ?今回結構大事なとこやったけどノート大丈夫?」
紫:「大丈夫じゃない…」
ハァ…駄目ですなこりゃ…;;;
文:「はい。ノート貸してあげる。明日にでも返してくれればいいから」
私は一冊のノートを紫原君の机に置いた
紫:「ありがとう~ニヘラ)けどさ、なんであんたそんなに俺に優しくするの~?マフィンとか飴とかノートとかさ~?」
紫原君は私のノートをパラパラ捲りながら訪ねてくるもので困った;;
『人には優しく自分に厳しく』
それで育った私にしたら答がない…
ん~;;
文:「困ってる人をほっとけないからだよ?」
そう言うと…
紫原君は唖然としていた
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