第2章「最高神ゼウスはロバート・ダ◯ニーJr似だった案件への考察」

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--- --- --- --- 「ご迷惑おかけしました。もう大丈夫」 整理が大分ついたかな。 まぁ空元気だけど、死んでもまだ神様に会ったり出来たんだしいいよ。 そうポジティブに考えて行かないと、人間ショックは大きいよ。 まぁ奴とかならショックさえ受けないんだろうけど……。 「いいのよ。昨日はごめんなさいね」 部屋を出たら、スーツ姿に眼鏡のヘラさんが。 「あれ? ゼウスさんは?」 此処はゼウスさんの部屋だった気がする。 「さあ? 此処は私の仕事部屋よ。貴方がいた書斎があの人の仕事部屋」 あ、これ聞いたらいけない質問だ。 成る程。つまり見栄張ったんですね。 書斎は凄く狭かったし。 そういえばヘラさんって情報収集能力に長けた女神ならしいから、それでこの監視室っぽい部屋の一番偉い人って感じかな? 「そういえば此処は何の監視室で?」 「それは私が説明します」 後ろにいたのは天照大御神。 「そうそう。貴方を救ったのは天照、アテナ、ヘルの三人よ。二人も来たみたいだし私は席を外すわ」 そういって部屋を出て行かれる。 「此処は世界の監視室です」 「世界というのは複数存在し、現在9個存在しています。地球は一番新しい9つ目の世界になります。そしてその世界を監視するのがこの監視室です。 此処は神界の領域の一つで、世界と世界の間。つまり次元空間と呼ばれるものです」 天照の説明に、端のモニターに目を向ける。 そこには如何にも地球といった感じの映像がでている。
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