序章

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  事の始まりは、何だろう。 いや、一番悪いのは国だ。人間だ。 この計画を練っている間、偶然が偶然を呼び必然的にメンバーが集まった。幸運にも。 更に幸運な事に、メンバーの一人一人に打ち解けられて近付けられた。 これは、既に準備が整えたらやってしまえというサインか何かだろう。 ならば、やってやろう。 これは、法で裁かれず、法によって守られ、罪をひた隠し、罰を免れた者にしか行われないゲームだ。 巻き込んでやろう、世界を、国を、大衆を。一石を投じてやろう。 その一石が、どうなるか。全く興味がない。このゲームは、自己満足にしかならないゲームだから。 許されないのは知っている。地獄行きは確定だろう。然し、後々(のちのち)後悔するなら行動してから反省する。 先ずは、協力者を集めないといけない。 大丈夫だ。やらないと後悔するから。        ■□■□■□■□■□ 皆様 初めまして。 これからゲームの時間です。 …   
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