時をかける野球選手

2/6
3人が本棚に入れています
本棚に追加
/6ページ
俺の名前は豊田勝平。 ごくごく普通のプロ野球選手をやっています。 とあるプロ野球チームに所属している俺ですが、まだ一度も一軍に上がれた試しがありません。 なので、一軍に昇格できるよう、日々努力しているわけなんです。 そんなある日・・・親友の矢部君と一緒に練習に向かおうとしていたときのことです・・・。 豊田「いやぁ、今日もいい天気だね。まさに絶好の野球日和というべきかな?」 矢部「そうでやんすね。こんな日はいつもより、練習に集中できるでやんすね」 俺と矢部君はたわいもない会話を弾ませながら、練習場への道のりを歩いていた。 まさかこの後、あんなことが起こるとも知らずにね・・・ そして、俺たちは練習場の目の前までやってきた。 豊田「よぉーし、それじゃあ、今日も張り切って頑張っていこう!」 俺は練習場の扉を開けて、その中へと踏み込んでいく。 しかし、なぜか急に、いつもとは感じたことのない感覚に陥ってしまう。 そう、それは浮遊感?といったらいいのか・・・ 俺は確かめるために、ゆっくりと違和感の感じる真下にへと視線を移す。 するとそこにはね・・・・・・ 地面が無かったんだ。 豊田「って、何でぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」 素っ頓狂な奇声を上げたところで、俺は謎の空間へと落ちていく。 そこで俺の意識は途切れてしまった。
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!