珍客

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「えーーーー!! えーーーーーーー!!!! 雅美ちゃん、ウッ、ウミガメもう見つけちゃったの!? そ、そいつはどんなやつだった? 」 雅美は小松の慌てようを不思議そうな目で見ています。 「どんなって……コロンボさん、知らないんですか? 」 「ちょっと、雅美ちゃん! 大人をからかわないでさ。 知ってるなら、さっさと教えなさい」 「ですけど…… うーん……そうですねぇ、目は大きいです」 「うん、うん、それで? 」 「それで……とても可愛かったですよ」 「へ? か、可愛い!? やだなぁ、仮にも殺人未遂の犯人なんだよ。 可愛いって……もう! 雅美ちゃん、ふざけないでさ! 犯人、誰なのか教えてよーー!! 」 小松が大声を出したので、早野警部が思い切り小松の頭を叩きました。 「痛っつつつ。 けいぶぅ、何するんすか? 」
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