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「俺が…
自分のことしか考えてなかった人間だったから…！
七海が抱えて、悩んで、苦しんでるのを俺がほっといたんだ…！」
「違います…先輩は…！」
駕芽先輩の目から涙がごぼれ落ちていた
「七海ごめん…ごめんな…ごめん…」
優しく抱きしめられたのに全然息ができなかった
「どうして先輩が謝るんですか…」
「俺にも抱えさてよ…一緒に…」
自分もいつから泣いていたのかなんてかわからない涙があふれる
ただ
すすりなく2人の声が部屋にしばらく響いた
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