温まりたい。くっつきたい。

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「あ、そのそういうのじゃなくて!!ちがいましゅッ!?」 おもいっきり、かみましたけど。 「べったりしたかったんでしょ?こうやって…」 腕を掴むと、床に押し倒した 「あわわわわわわ」 七海の顔がみるみる赤くなっていく いつまでもこうゆーので照れる七海に飽きないなぁ… 「ちゅーしちゃう」 顔を近付けていくと 七海が目をつむった 「と思ったけどやめた」 「んなッ!?」 バッと目が開く 「七海はこういうのしたくないってさっき言ってたしなぁ…」 素直な七海をいじるのは楽しい 「こ…こういうことはいいんです!!」 「膝掛けから発展しちゃいやだって…」 「いや…それは…」 「ごめんごめんやめるからさ」 「え…」 「はい弁当食べ…」 俺が起き上がろうとすると服を引っ張られた 「ひ…膝掛けは…!」 「膝掛けは?」 「ほんとは…膝掛けもこういうことしてほしかったから…」 「わざと?」 「だって…先輩にいっぱいしてくれないから!」 「いっぱいしてほしい…?」 「してほしい…」 「ちゅーしたかったの?」 「…はい」 「じゃあぐちゃぐちゃされた…」 「何でさっきから変なことばっか言わせるんですかッ!!?」
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