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《七海Side》
まだ弁当を賑やかに食べてるクラスに着くと
机に突っ伏した。
見られた…
恥ずかしい
あと…まだ
佐和先輩が少し怖い自分がいる。
謝まってくれたし
本当に反省してたっぽいけど…
「あれ七海くん今一人?」
「え、うん」
クラスの女子
派手めの四人グループが話かけてきた
「いつも何か一つ上の先輩といるからさ!」
「話かけづらかったんだよね~!」
な…何…?
怖い…
僕何かしたかな…
「やっぱ近くで見るとすごく可愛いー!ほっぺぷにぷにしてるー!」
「髪サラサラ可愛いなぁ…」
ツンツンとほっぺをつついてくる
「…何…?」
「あ、ごめんごめん。あのねぇ、コレ!!」
バッと目の前に出されたのは…
「『女装コンテスト』…?」
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