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祐司は私のお弁当から玉子焼を取ると、私の口の中に押し込んできた。
「んふっ!??(なに!??)」
抗おうと手首を掴み引き離そうとしながら、もう片方の手で阻止されてしまい、口の中に玉子焼が入る。
玉子焼は無造作に、そして見事に口内炎にヒットしてしまい、当たった瞬間、ズキンと痛みが走った。
「んんー!!」
早急に噛み砕き喉の奥に押し込んだ。
油断してたせいか、少し涙目になった。
「美味しかったか?」
祐司は悪びれるまでもなく、微笑んでそう聞いてきた。
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