0人が本棚に入れています
本棚に追加
家に帰ろうと思い、階段を下りていたら、途中、祐司が追いかけて来たらしく、私の名前を呼び叫んだ。
「こ、来ないで!!
それと、もう二度と私に関わらないで!!」
私はそれだけを言うと、逃げ出すように足早に階段を駆け下りる。
「ちょっ…待てって!」
一階に着き、下駄箱に向かっていると、後ろから手首を掴まれた。
「待てって!」
「放して!触らないで!」
振り払おうとするが祐司がガッチリ掴んでいるせいで振り払えなかった。
「ちょっとこっちに来い。」
最初のコメントを投稿しよう!