第1章

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ソラリス「そっちからでいいぜ」 シオン「はい」 シオンは返事をした瞬間、一気にソラリスとの間合いを縮めた。 ソラリス(ッ!速ぇな!) ガシンッ! 一瞬虚をつかれ反応が遅れたソラリスだがシオンの攻撃を受け止めた。 ソラリス「速くていい攻撃だ!だが!」 ソラリスは神機と神機の接点をずらし、更にシオンとの間合いを詰め神機を振りきった。 しかし、シオンはこれを読んでいたのかこの一振りをヒラリと交わし、素早くソラリスの背後に入り背中に一撃を与えた。 ソラリス「クッ!」 おお!っと見物人がどよめいた。 ツバキ「ほう、良い動きだ。速さはゼルやソーマと同等いや、それ以上か」 ソラリス「やるな♪さすがサーティンソルジャーズのメンバーだ。背中に一撃喰らったのは久しぶりだ」 シオン「ソラリスさんもすごい反射神経ですよ!最初の攻撃は完全に不意を突いたと思ったんですけど、まさか受け止めて更に間合いを詰めてくるなんて」 ソラリス「じゃあ今度はこっちから行くぞ!」 今度はソラリスから攻撃を仕掛けた。ソラリスの攻撃を捌いていくシオン。 シオン(今度は隙がないな。反撃しづらいや) ソラリス「悪いがスタミナ勝負に行かせてもらう!」 シオン「ッ!」 ツバキ「やはりそう来たか」 ソラリスは極東支部の神機使いの中でNo.1のスタミナ量を持っていた。 コウタ「あ、やっぱりもう始まってる。シオンの最初の相手は・・・ってソラリスさん!最初から強敵過ぎるっしょ!」 サクヤ「あらあら、シオン君かわいそう」 リンドウ「スタミナの化け物は気の毒だよな」 コウタ「シオンのやつまた入院してしまうんじゃ」 ツバキ「そうとも限らんぞ」 リンドウ「姉上」 サクヤ「どういうことです?」 ツバキ「シオンは奴の背中に一撃与えたんだ。それにサーティンソルジャーズのメンバーだ簡単にヤられるとは思えんが」 リンドウ「ッ!」 サクヤ「ッ!」 コウタ「え、ソラリスさんの背中を」 リンドウ「マジですか!姉上。俺でさえアイツの背中は攻撃出来なかったんですよ?」 ツバキ「嘘を言ってどうする?本当のことだ。速さならゼルやソーマ以上かもしれんぞ」 リンドウ(ガキとはいえサーティンソルジャーズはスゲェな♪)
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