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ガンッ!ガンッ!ガンッ!
シオンはソラリスの猛攻を捌いていくが相手は止まる様子が微塵も感じられない
シオン(勝負は一瞬で、早めに決着を着けないと僕の方がスタミナ負けしてしまう)
ソラリス「捌いてばかりじゃ勝てねえぞ!」
その場にいた見物人は勝負はもうソラリスのものだとほとんどの者が感じ始めた。
しかし
シオン(・・・・・そこだ!)
シオンはソラリスの横の一振りを下から渾身の力で振り上げた。
ガンッ!
ソラリスが握っていた訓練用の神機が上空に舞い上がった。
ソラリス「ッ!何!」
シオンはすかさず訓練用の神機をソラリスの顔に突きつけた。
ソラリス「なッ!・・・・・・クッ!俺の負けだ」
シオン「僕の勝ちだね」
シオンはにぃ~と笑っていた。
訓練場は歓喜に溢れた。
神機使い男1「スゲェ!あいつソラリスに勝ちやがった」
神機使い女1「キャーーシオン君かっこいい!」
コウタ「あいつマジで強かったんだ」
サクヤ「当たり前じゃない。あのサーティンソールジャーズの一人なんだから」
リンドウ「俺たちもうかうかしてられないかもな」
ゼル「そうですよね」
コウタ「おっ、ゼル。今までどこにいたんだよ」
ゼル「ソーマと組んでた」
コウタ「組んでた?・・・・あっもしかしてゼル もシオンと試合するとか?」
ゼル「うん、立候補して抽選で選ばれたんだ」
コウタ「ゼル、シオンめちゃくちゃ強いぞ!」
ゼル「うん。途中から見てたけど、ソラリスさんの攻撃を捌きながら隙を探ってたねシオン」
リンドウ「まったく、とんでもない神機使いだな」
(・・・あの実力に匹敵する10人が殺られたアラガミってのはそれこそ化け物並ってことか)
ツバキ「そこまでだ!勝者シオン=クルーガー!そして負けたソラリスは罰として最強の訓練メニューを行ってもらう!」
ソラリス「ッ!そんなの聞いてねえぞ!」
ツバキ「自ら立候補したんだ。負けた場合はそれなりのペナルティを与えねばいかんだろう?」
ソラリス「ぐっ、しかたねぇか」
こうして一回戦はシオンの勝利で終わった。残った立候補者にペナルティという恐怖を与えて、、、
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