第1章

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会場は盛り上がっていた。 神機使い1「次はどっちが勝つと思う?」 神機使い2「そりゃあ、ソーマだろ」 神機使い1「でもあのソラリス隊長に勝ったんだよ?」 神機使い2「でもあのソーマだぜ?リンドウさんとゼル以外にソーマに勝つ奴なんていねぇよ」 神機使い1「そうかな?」 会場にいる神機使い達はシオンとソーマの勝負の行方を予想していた。またソーマの所属する第一部隊の神機使い達も同じであった。 アリサ「うーん、どっちを応援した方がいいのかな?」 サクヤ「そうねぇ、仲間としては勝ってほしいけど」 リンドウ「負けるところも見てみたいよな」 コウタ「ソーマの悔しがる顔はなかなか見れないからな♪シオンに期待しちゃうっしょ!」 ゼル「僕はどうなるか予想がつかないよ。それぐらいシオンの実力は未知数なんだと思う」 アリサ「あ、始まりますよ」 ツバキ「両者前に出ろ」 ツバキの合図でシオンとソーマ両者が出てきた。 歓声が一気に上がった。 シオン「うわぁ、スゴいや♪」 シオンは耳を塞ぎながら笑った。 ソーマ「騒がしいのはいつになっても慣れないな」 ツバキ「貴様達!静かにしろ!」 シーン ツバキが一喝するとさっきまでの歓声がウソのように静まり返った。 シオン(、、、この人すごいひとなのかな?) ツバキ「両者準備はいいな?」 両者は首を縦に振った。 ツバキ「よし、、、始め!」 シオンはまたトップスピードでソーマに迫り訓練用神機を横に振った。 が、ソーマは訓練用神機これを防いだ。 ソーマ「スピードはなかなかだ。だが、同じ攻撃は通用しねぇ」 次の瞬間、ソーマはシオンを弾き飛ばした。 シオン「ッ!」    (凄い力だ!) ソーマはすかさずシオンに突進した。 シオン(この人も速い!) ソーマ「悪いな!」 ドッ ソーマの訓練用神機がシオンに一閃した。完全に決まったとソーマは実感した。 が、 ソーマ「・・・・ッ何!」 ソーマの目線の先にはソーマの一閃を訓練用神機で受け止めたシオンがいた。
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