天泣《てんきゅう》

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｢ねえ瑞希。パフェ食べに行こ｣ まだ微(かす)かに睫毛を濡らした茉莉が、あたしの顔を覗き込む。 ｢いいよ｣ にっこりと笑って、あたしは茉莉の手をまた、ぎゅっ、と握った。 <END>
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