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私は学生だけど、学校には行ってない。
行けない。
私を避ける人はいても必要としてくれる人はいない。
友達がいないのだ。
先生も私の顔を見ると、知らないフリをするか、下らないことで説教。
めんどくさがりな私は、学校にいく意味を見いだせず、何となく毎日を過ごしている。
あの人は私を唯一「私」として見てくれる存在。
私の両親は二人とも音楽家。
いつも国外でのコンサートや講演、指導や練習で家にはいない。
お手伝いさんを要らないと言っておい返したのは、小学校三年生。
自分のことは自分で。
母親の教えを守り(?)なんでも自分でしていた。
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