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「おい、麗美!」
ふいに、私を呼ぶ声がした
「どうしたの?」
私は今年で25歳の誕生日を迎えます。
「お前、たまにぼーっとしてるよな?俺達が出会った時からよく、ぼーっとしてる時があるんだけど何考えてんだ?」
彼は私の夫、誠司-せいじ
結婚もして、幸せなハズなのに
私には忘れられない人がいるの
それはもう7年も前の事...
何も無かったハズなのに
夢なのかな?私は
誠司以外の人を愛した記憶がある
それが夢でも、確かに
唇に残ってる感触...
誠司とは違う甘い声
「麗美...」
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