そして事件は起こった。

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「おいお前・・・光鶴をどこに連れて行く。」 「保健室だが?」 「なぜ光鶴は寝てるんだ?」 「話している内に眠ってしまったからだ。」 こいつ・・・しらを切る気か? それとも、真実か? いや。それはない。 「一つ言わせてもらおう。 保健室はお前のたった今通り過ぎた部屋だぞ?」 こいつ・・・光鶴をどうする気だったんだ。 「どうした?連れて行かないのか?」 「・・・・チッ」 今舌打ちしやがった!! 聞こえないようにやっただろうが、あいにく俺は地獄耳なんだよ!! とりあえず、光鶴の安全を確保したが・・・ こいつは警戒した方がいいな。
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