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先生
「夏休みに入ったからと油断はするな!日々の鍛錬こそがお前たちを強くする・・以上だ!」
ここは、世界の中心に位置する大都市(ラナティア)世界の庭と呼ばれ、ありとあらゆる品物や人が集う場所である。また、海に面していることもあり、水の精霊のご加護を強く持つ
ライ
「よっしゃ!夏休み、キター。これでしばらくは俺は自由だぜ」
ロッカ
「ハメを外し過ぎてはダメですよ、ライさん。夏休み中の課題もありますからね。」
ライ
「ロッカ~、釣れないぜ。こういう長い休みが無い限り俺らんとこは剣術と魔術のオンパレード。動いて、頭使って・・疲れんだろ、ありゃ」
ロッカ
「仕方ありませんよ。この世界では強い者が全てですからね、ラナティア学院の順位も強さと賢さの総合ランキングで示されます。人間は魔族よりも強くなくてはいけないんです。」
ライ
「魔族よりも強くなぁ・・。でも、ロッカはこの前の戦技大会で良い成績残してたじゃねぇか!」
ロッカ
「何言ってるんですか。僕なんかまだまだですよ。魔術が出来てもライさんみたいな体力も運動神経もありませんし、遠距離はともかく近接タイプの剣士と1対1で闘い合うなんて、詠唱を唱えるのにも苦戦してしまうのに・・」
???
「そんなことないよ、ロッカ君。今年の二年生はなかなか手強い子ばっかりで私達にも良い刺激になるよ。」
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