第1章

8/11
前へ
/40ページ
次へ
演劇の登場人物のディオニュソスは、ふくらはぎから生まれたという話を考えたのは、サトルバーディオスだ。 そのきっかけとなったのは、フォルツァという人物が帝王切開で生まれたからだ。 フォルツァというのは、苦しみという意味だ。 フォルツァの父親は、サルディスという。 サトルバーディオスは、その話を聞いて思いついたのだろう。 その昔、大昔、アングリカル・バスターズという、傭兵集団があった。Angelical Busters そのアングリカル・バスターズに所属したいた、セバスティアンという人物に娘がいて、 名前をタニアといった。 タニアは、エジプトで莫大な財宝や財産を手に入れた。 その財宝や財産には、権力が付随していた。 だがタニアは、権力には興味がなかったか、あるいは権力の実務に興味がなかったので、 それを代理人が行うことになった。その、代理人になったのが、タニアの恋人のサルディスだった。
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

43人が本棚に入れています
本棚に追加