根暗女子中学生の記憶

今までありがとうございました。

私の感謝していることを書きます。

あなた達はいつでも、気兼ねなく話していてくれました。
いつでも優しく、時に叱ってくれて、また悟られたことも何度もありました。
これからはそうはいきませんが、そんなことが沢山あったからこそ、私はこの時間、普通でいられたのです。

以前は消極的で、自分の意見も言えずに膝を抱えていた、敬語ばかりのつまらない人間だったでしょう。
その欠片も今では見えないことが多いです。
自分でもそのときの自分を忘れました。

そんな忘却を重ねて、今の自分が作られて…。
感謝することは涙の一滴一滴の数よりも多いことでしょう。
全てを一言に込めたと思ってください。
「今までありがとうございました」