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って、こんな事してる場合じゃなかった! あの怖そうな男がホテルから出て来る前に、ここから退散しなきゃ! 見つかったら何をされるかわからないもの。 鞄を手に小走りで市街地へと向かった。 川が流れその上の大きな橋の歩道を歩いている時、前から外国人が歩いて来るのが見えた。 外は暗いけど街灯で見えるうっすらとした顔。 暫く歩く事で外国人に徐々に近付く。 横を通り過ぎようとした時… ドンッ! 身体に強い衝撃が走った。
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