第1話

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動揺する香衣に、後ろから優しく大切な何かを触るように触れられた 「大丈夫ですか?…もう安心ですから、怖がらなくていいですよ」 その声がとても優しくて、温かみがある言葉に、私は安心をしたのか 意識を手放した 足から崩れ落ちた私を、誰かが抱きかかえた気がした その温もりは、どこか懐かしく、安心さを感じるようで…… 前にもこんなことがあったような… そんな感覚になりながら 私は深い眠りについた
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