挿絵さん

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町案内から帰ってきた悠姫を待っていたのは、原稿の締切と一人の女の子だった。 「おかえり~、どうだった?」 目の前の紙と向かいながら、彼女は語る。見るからに興味がなさそうだ。 「絶対興味無いでしょ?嫌がらせでこと細かに話そうか?」 悠姫のカウンターに彼女は「いや、いい」とだけ答えた。
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