act.4

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晃と祐一は、学校が終わると一輝のスタンドに来ていた。 祐一は、一輝の先輩の塚田に沢田のチーム125の話しをした。 「沢田哲平?」 「塚田さん、沢田を知ってるんですか?」 塚田は、このスタンドでバイトから社員になり、やがては、この店の店長になる男である。 「沢田モータースの息子だろ?アイツのセリカは、かなり速いって有名だよな! ほら、バイパスの所にMAGICってチューニングショップがあるだろう、あの店の看板車だよ! MAGICはTRDの直系のショップだから、俺たちZオーナーの宿敵みたいなモンだからよ!」 すると晃が 「塚田さんの31ZRってマジにカッコイイっすよね!」 「そうでもないさ!RB20は、速くなんねえよ! それより、あの沢田のチームと峠バトルするのか?」 すると祐一が 「そうなんだよ、一輝! アイツら絶対に風折にも来るぞ、奴のセリカとヒルクライムじゃ話しにナラナイから、やるならダウンヒルだよな!」 すると一輝が 「祐一!俺に走らせてくれないか?」 「一輝!マジでやる気なのか?」 「俺さ、去年、あのセリカの走りを見てから、いつかは勝負してみたいと思っていたんだ!」 すると塚田が 「一輝!お前で大丈夫なのか? 祐一が走った方が良いんじゃないか? いくらダウンヒルでも、あのセリカと、お前のハチロクじゃ勝負になんないぞ! その点、祐一のセブンならターボだし良いバトルになると思うがな!」 すると、祐一が 「一輝、走ってくれるか?」 すると塚田がビックリして 「オイオイ!祐一! 今、言っただろ?ハチロクなんかじゃ、、、」 「やはり、一輝くんしか居ないよな!」 「晃まで!お前ら、どうかしてるんじゃないか?」 すると祐一が 「塚田さん、あの風折峠のダウンヒルじゃ俺たち誰も一輝に勝てないんですよ! 仮に沢田のセリカの戦闘力を100としたら、一輝のハチロクは50ってトコだけど、その差はダウンヒルならテクニックで縮みますよ! 奴らは、来週、丸伐ミッドナイトとバトルだ! 奴らが、来るまでの時間はあるんだ! 一輝、バトル前に車を壊さないでくれよ!」 image=488023969.jpg
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