act.4

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チーム125 沢田哲平(20)セリカXX 片桐慎吾(20)スカイラインR30GTターボ 神田竜二(20)スタリオンGSR-V 大木大介(20)シルビアRS 翌週、丸伐ミッドナイトはチーム125に呆気なく惨敗した。 このバトルを皮切りにチーム125の快進撃が始まった。 県内の峠チームは、尽くチーム125に惨敗を記した、そしてチーム125は最終バトルを風折峠のチームPRIDEに決めたのだった。 ショップMAGICに、沢田と片桐が来ていた。 「哲平!次の相手は決まったのか?」 「慎吾、次が峠の最終戦だ! 次は、風折だ!」 「風折峠?あのPRIDEってチームか!」 「チームPRIDEは、俺が行っていた定時制高校の同級生の早瀬って奴のチームだ!」 「相手の車は、早瀬はRX7ターボだ!」 「ロータリー使いか!」 「だがよ慎吾、どうも早瀬が走る訳じゃないらしい、PRIDEはダウンヒルバトルで相手はハチロクと言ってきた。」 「ハチロク? 俺たちも随分とナメられたモンだな。」 「慎吾は、そう思うか?俺は、ちょっと違うんだ。」 「違う?」 「そのハチロクのドライバーは、俺は、良くは知らないが今や風折峠で一番のPRIDEが出してくるドライバーだ! どれだけ、下りに自信持って送り出して来てるって事だ! 少なくとも、今まで通り様には行かないかもな! PRIDE戦は厳しいバトルに、なるかも知れないぜ!」 その頃、一輝と祐一は、風折峠で最終チェックをしていた。 ギャギャギャギャ!ブォーン! 「どうだ、一輝!足回りのセッティングは!」 「祐一!さすがだぜ! 俺が組んだ足回りなんかとは、やはり違うぜ! 良く曲がるし、これなら下りでも思い切り踏み込めるよ!」 「しかし、一輝! 沢田のセリカにはパワーで負けるし、テクニックだって桁違いだ! 負けても誰も責めないし、最も、他のチームも全滅してるんだ! 無理は、しないでくれよ!」 「わかってるよ祐一! 俺だって勝てるとは思ってないが、どこまで食い下がれるかってトコだよ!バトルは週末だ!」 「そうだな一輝!がんばれよ!」
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