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「…凛ちゃんも俺が好きって事？」
「いや…あの…その…」
感づいた遥真は頬を真っ赤に染める凛に問う…言いたいけど、自分の気持ちを言えない凛。
「…おはようございます。皆さん、席に座って下さい。これから出欠を取ります」
動揺しすぎて答えれない凛…その時、担任の福田が教室の中に入ってくる…席についていない生徒は自分の席につく…そして、凛、玲奈、遥真も自分の席へとついた。
遥真とのやり取り、遥真の言葉が頭の中で駆け巡る…遥真さんも、私の事が好き…えええええええええええええ…いきなり世界が変わちゃった感じだよ…これって、本当に現実なの？…夢じゃない？…あっ…痛い…ああああ…どうしよ…机の下で自分の手を爪でつねる凛。
出欠、プリント類の配布、１日の予定の確認や連絡等が済むと、朝のホームルームは何事も無く終了し福田は教室から出て行った。
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