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「…やばい!5時限目が始まってしまう…凛ちゃん、行こう!」
「…あっ…」
遥真は階段を下りると同時に凛の手を握る…凛は驚きはしたが、拒否する事はしなかった…優しく導く温かい手…とっても嬉しかった。
…
玲奈には事情を説明して、遥真と一緒に帰宅する事を話した。
勿論、玲奈は満面の笑みを浮かべて快く喜んでくれた。
横に並びながらゆっくりと走る自転車…緊張のまま、話をしながら遥真と帰宅する…別れ際、遥真と連絡先の交換した…遥真と進展出来た事、嬉しすぎて仕方がなかった。
自宅に帰宅してからスマホを確認すると、遥真からメールが届いている。
直接話すよりも、メールでは弾む会話…時間が経つのも忘れて、スマホの画面と向き合っていた。
朝には玲奈と顔を合わせ、昨日の出来事を話しながら通学する。
また次の日も、遥真に誘われ一緒に帰宅→帰宅してからは、夕食、入浴、就寝までの間、遥真とのメールのやり取り、そして、朝は玲奈と通学。
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