第二章

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「お、朝だ。」 『写真でも取れば。』 めんどいからいい。 朝7:30 「いってきまーす。」 お手伝いさんは今日休み。 朝7:38図書室着 「さぁさぁ。いよいよだ。ここで今から十二人の命が消える。」 『あぁ、そう言えば。僕今日で引退。』 「へぇ。」 笑う、笑う笑う。笑う。 狂うように、愛おしさを帯びた声は空気を震わせ、恐怖を与える。 笑う。 笑う。 笑う。
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