一章

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白紙だったノートに文字が書かれていく。 「性別は男性ですね!体系はそこそこに筋肉質 身長182cm、体重78kg」 脳波から大体の情報を引き出すとは本当のことだったようだ。 的確に情報をとっていく。 これじゃネカマするやつもいないだろうな。 してるとするならば、本当のゲイかオカマさんたちだろう。 因みに剣道をやってきたおかげで少々筋肉にはうるさい。 3段だ。すげーだろ? 「アバター制作に取り掛かります。 読み取りを開始します。」 ヘッドデバイスは顔全体を覆っているため、 そこからスキャンでもしているのであろう。 どんどんとちょっとイケメン化された自分が出来上がる。 自分もリアルでこうなりたかったと、心の中で涙を流したのはまた別の話だ。
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