370人が本棚に入れています
本棚に追加
口に含んだ。
チェリーの味がして、強い香りが鼻から抜け。
甘さが亜紀の舌を喜ばせた。
マスターと涼子に感謝を伝えようとすると。
入口のドアが開いて男性が二人入ってきた。
「しばらくの間、二人で楽しんでくださいね」
マスターは二人に断って、男性客のほうへ向かった。
保温器から、おしぼりを二つ取り、
彼らの前まできて、
ドア近くのスツールを手で示し。彼らはそこへ座る。
マスターが広げたおしぼりを渡すと、
三人の談笑がはじまった。
最初のコメントを投稿しよう!