第四話 女二人で

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マスターからの連絡を待っていた。 けれど、それが苦しかった。 ヒリヒリとした。あの記憶がよみがえる。 自分を抑えるのが難しい。 亜紀は考えることを断念した。 夢遊病者の感覚で服を着替え。 靴を履き。 街灯が並ぶ、その奥へ足が向いていた。
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