第四話 女二人で

6/36
370人が本棚に入れています
本棚に追加
/36ページ
「亜紀さん、あそこにいらっしゃる女性、 覚えていますか?」 そう口にして、 マスターは右奥にいる女性に視線を向けた。 亜紀も彼女を目にする。 「確か・・・カップルで来ていた人ですよね」 下着を着けないでここに座ったときに、 マスターと三人で話していた。 あのカップルの女性だ。 まだ、20代前半の感じで、 愛くるしい表情をしていた。
/36ページ

最初のコメントを投稿しよう!